今日は母の喜寿の誕生日です。3年前の春に父を癌で亡くしてから、田舎である九州・大分で一人暮している母の事がそれまで以上に気にかかります。
わがままで、いつも自分事100%で生きていた私でしたから、どれほどか母親に迷惑をかけてきたものです。
『あなたの父と母を敬いなさい』という教えは、時代を超えて万国共通、儒学にも、修身にも、モーセの律法にも出てきます。
しかしながら、最近も子供が親を殺したという事件がありましたように、現代の日本の社会における親子関係はかなり崩れてきています。学校も、また然りです。
「かくあれ!(このようにしなさい)」という教え(教育)には、力がないのでしょうか? …「ない」から、今日の現状があるとも言えます。
では、どこに解決の道があるのでしょう?
「教育は愛だ」とか「ほめることだ」などという言葉が言われるようになって、もう20年くらい経ちますが、結局、解決をみていないように思います。
…とすると、答はそんな方法論・抽象論ではないところにありそうです。
以前はわがままで母親にあたりちらしていた私が、母に対する思いをもっと強く根底から揺さぶられたのは、先にもふれましたように、父の死です。
勿論、それまでも親孝行はしてきましたが、『あなたの父と母を敬いなさい』という言葉が リアリティ をもって、‘本当の意味で’、私の心を支配するようになったのは、その時からでした。
言葉を、生きた言葉 に変えるものは、その言葉の背後にあって働く リアリティ であるということ。
今の教育に必要なもの、子供達が真に求めているものも、ここにあるのではないでしょうか。
教育や親子関係における リアリティ 。これを、どう具体的に形にしていくことができるのか、追究していきたいと考えています。(…毎日仕事、忙しいですけど)
ダイナミズムをもって応えていく リアリティ に満ちあふれた教育や親子関係が創られていく時、 何かが大きく変わっていく。必ず、この国と世界が変わっていく。未来が変わっていく。そんな期待が、私の内では、すでに大きく膨らんでいます。
『人がつくった現実に生きるのではなく、自らが現実をつくりだせる人間になれ』
*週刊文春 掲載日が変更しました。1月22日号(明日、1月15日発売)での掲載です。よろしくご覧下さい。
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