これがその、中学1年生の正答率が8割2分8厘(82.8%)だった 英語長文問題です。
当日の試験時間(50分)から計算して、この設問のための時間配分は3分間といったところでしょうか。(この設問の問題番号は問23です)








































23 .【長文(発展問題)】 【配点;1点×2問(=2点)】
次の英文の内容と一致するものを、下から2つ選びなさい。
To know yourself is one of the keys of success. It is, *however, so difficult for us to know ourselves that we can *hardly know which *stage we are at now.
When a person has some *troubles, he first *refuses to *admit them. And next he will have some feelings of *anger. After that he’ll start to *take it back. After all these things have *settled, he will come to *accept himself.
By knowing which stage he is at, he will make *handling himself easier, *that is to say, *choose the best way to make it easier.
*however = しかしながら hardly = ほとんど~ない(準否定), stage = ステージ,段階 trouble = 困難, トラブル refuse = 断る, 拒む admit = 認める anger = 怒り take back = 取引する settle = 解決する accept = 受け入れる handle = 操縦する that is to say = つまり choose = 選ぶ
①.成功の段階を知りすぎることにエネルギーを使うべきではない。
②.自分の現在地(段階)を知ることは成功につながる。
③ 困難に出会ったとき、人はまず周囲に対して怒りの感情を抱くよう である。
④ 私たちは4つの段階で隣人を愛していく必要がある。
⑤ 自己受容(ありのままの自分を受け入れること)は生育暦に関係が ある。
⑥ 自分が今どんな心理的段階にいるかの認識は『自分を知る』ことと 関係がある。








































どうでしたか? 中学1年生たちが 「 これを解けたの?」 って、ビックリしませんでしたか?
実際に解かれた方はお気づきになられたと思いますが、この長文読解のためには英語力だけでなく、 国語力(…というより‘自己洞察力’) も必要になってきます。
これを、まだ12歳か13歳の中学1年生たちの大半が解けたのです!! もちろん、授業で 類題をあらかじめしていたわけではありません。 まったくの実力問題です。
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ここが知りたい
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では、どうやって僅か1年間でここまでの力をつけられたのでしょう?
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その答えは もう少し後まで置いておいて、
高校英語レベルの正解率82.8%の試験問題をもう1問だけ見てみましょう。 …というのは、高校英語の正解率82.8% というのは、厳密には、問23(長文問題)と問22(文法問題)の合算で出した数値だからです。
学年末テストの問22+問23(計4問)×受講生30人(中1A)=120問
(全員の正答数)÷(120問)=0.828 → 正解率 82.8% なのです。
すると当然、問22の難易度が問題になってきます。カンタンだったのではないかと…。
ところがところが、問22も なかなか侮れないレベルです。
◆ 中学1年が解いた驚愕の高校英語レベルの「学年末テスト」 (問22 英文法編)を見たい方はココをクリック!
問23の正解はこちらをクリックしてください。
2007年3月実施 英文&設問は古賀のオリジナルです。
無断複写転用を禁ず。
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