1.人はなぜ‘それ’をするのか?
戦争やテロを持ちださずとも、もっと個人的なレベルでも、私達の身の回りには多くの争い事、感情のぶつかり合いがあります。ここでは、‘怒り’という感情に焦点を合わせて見てみましょう。
怒りの感情の問題は、‘価値観の違い’が原因であると言えます。
例.娘:「お母さん、なぜあの本を捨てたのよー!!」(娘のwants)
母:「あなたにとって有害と考えたからよ!」(母のwants)
上記の例も、典型的な‘価値観の違い’から来る感情のもつれを表わしています。
2.感情と価値のフィルター
ではこの‘価値観の違い’はどこから来るのでしょうか?
リアリティセラピー(>選択理論心理学)の創始者であるユダヤ人の精神科医ウイリアム・グラッサー博士は、「それは、新脳のメカニズムの表層部分にある価値のフィルターから来ている」と言います。
つまり、同じ価値のフィルターを持つ人々の間には、摩擦・軋轢は生じにくいということが言えます。
このフィルターは‘後天的’なものですから、会社や共同体の場合は、最初の段階で、その方針や方向性に同意する人、すなわち似たような価値のフィルターを持った人だけをグループに入れるならば、かなりのパーセンテージで余分な問題が減る可能性は考えられます。つまり、不要な圧力や‘力の論理’は文字通り‘不要’となるわけです。
3.入試改革の勧め
‘荒れる学校’問題に対する1つの解決策として、入学試験の際に、5教科の学習能力だけに比重を置くのではなく、日を改めて、1次試験合格者に対して、『その学校の理念と方針』、また『それに基づいて成し得たいとするゴール(目標)』、および、『その目標達成のための細則と守れなかった場合のペナルティ』を暗記させるテストと、それらに同意できるかどうかの質問、そしてコミットメント(決意表明)を、合否に関わる重要事項として≪2次試験≫に設けるならば、受験生は若いうちから‘自己責任’を学び、判断⇒選択⇒責任 という、社会や企業が求める人間の素地を築いていくことができるのではないでしょうか。
教育システムデザイナー 古賀 俊一郎
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リアリティセラピーの提唱者であるW.グラッサー博士も、こどもの考え方の変容(成長)に伴い学力もアップすることを認めています。
(cf.クォリティスクールとグラッサースクール)
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