前回のブログでは、アロック は単なる英語学習、英単語速習装置ではなく 『自信回復装置』 でもあるということにふれました。
アロック学習法の第2の特異点は 『セルフイメージ回復装置』 になりうるということです。このことは成績アップに不可欠な モチベーションアップの非常に重要なカギとなります。
*モチベーション=動機付け < 子どものヤル気を引き出すこと
一昨年度、暁星国際学園の校内塾で行ったように、現在おもにかかわっている共栄学園の校内塾および プレ校内塾K-Kids Sでも、アロックで『100単語完全修得』した生徒には『満点賞』の賞状を2枚作っています。そして1枚は本人に渡し、残りの1枚は共栄学園内の「満点賞」のコーナーに掲示しています。その意図はもちろん、頑張って結果を出したことへの『承認』です。
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*アロックを始めたばかりの共栄学園 校内塾 内部生(中1)グループからも先日(5/16)、K君とWさんの2人が参加生徒40人超のTOPを切って〔基礎英単語1500語〕の 100/100全問正解 の満点賞をとりました!覚えた英単語のレベルは、cat や dog などのレベルではなく、spend や decorate や pardon などのレベルです。
プレ校内塾 K-Kids S のほうでは、Sさんが同じ内容の〔基礎英単語1500語〕を約700語完了し、すでにレベル2に入っています。
K-Kids S のSさんたちのグループは今年の2月に英語を始めたばかりで、レクチャーも2月と3月に週1回ずつ教えただけ。4月と5月は学園の都合上、レクチャーを開いていない状況でしたが、昨日(5/17)、1ヶ月半ぶりに 「スーパーアドバンス英語」という特別授業を90分開いたところ、語彙力を確実に増やしていたK-Kids S のSさんたちは、いきなり英検4級の内容にも、しっかりついてきていました。
朝日塾中学校や暁星国際学園の時と違い、開ける講座のコマ数が週1回と少ないので、苦しいといえば苦しいのですが、英語の学びを始めて11か月で(中1の1月で)英検準2級の1次試験合格までいけるかどうか、現在チャレンジ中です。
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誰かから‘承認’されるという経験は『力の欲求』を満たしてくれます(前回の内容参照)。
現実療法(Reality Therapy,選択理論心理学)の提唱者であるユダヤ人の精神科医のウィリアム・グラッサー博士によると、人は『力の欲求』が満たされないとき、遺伝子の要求で、反社会的な方法や不健全な方法も含めて、何らかの形でその欲求を満たす行動を‘選択’する(弱いものイジメや家庭内暴力のような行為など)か「あきらめ症状」に陥ります。
そのような子に権威や力の論理で押さえつけたり、「気合だー!」と喝を入れたりしても、その子の『力の欲求』が満たされていないので、根本的な問題解決にはなっておらず、結果として、余分なこと(さまざまな‘あり方のゲーム’=非行,現実逃避など)にエネルギーを使うようになり、ますます『目標達成』に集中することが難しくなります。
その結果、自己概念 もさらに低くなります。(*人が他人の意見を素直に聞けるのは遺伝子が新脳に働きかける4つの心理的欲求を満たしている時です)
その子を成功させる秘訣のひとつは、ご家庭でも学校でも、その子が置かれているあらゆる環境における、より多くの 『承認』の言葉かけ のようです。
人からたくさんの『承認』を受けた人は、他人をたくさん『承認』できる人になります。そして何よりも‘自分’を承認できるようになり、そこから 『健全なセルフイメージ』 の回復 が始まります。
また、自己愛 も高まり、自分と自分の未来を大切に考えられるようになり、大きなヴィジョンと目標達成に向けて前向き・肯定的に取り組めるようになり、自分だけでなく世界と他人のために貢献できる器に育っていくのです。
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【後記1;前回のblogの見方】
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