多くの親や教師は子供を教育する際に外的コントロールを使っています。
外的コントロールとは、命令・脅迫・強制、褒美でつる、ほめる、おだてる、などの手段です。
(それらは外からの刺激で他人を動かそうとする刺激反応理論/Stimulus-Response Theoryの考え方に基づいています)
外的コントロールで教育された子供は、反抗心に満ち、否定的・消極的・卑屈になり、どこか落ち着かず大人の目を見て行動するようになる危険性をはらんでいます。
こどもに健全な自信を持たせ、建設的で責任感のある前向き肯定的な青少年に育成していくためには、内的コントロールを使う親や教師が求められます。
(内的コントロールについては、前回の記事の、JALのファーストクラスでイタリアから帰ってきた時の話をご参照下さい。 ⇒ココをクリック)
では、どうすれば、こどもを内的コントロールで育てられるのでしょうか?
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内的コントロールでこどもを育てようとする親や教師は、あらゆる面でこどもの‘自立’を意識します。
(ここで言う‘自立’とは、‘判断’⇒‘選択’⇒‘責任’を自分で出来るあり方 ‘being’のことです)
人間はロボットや機械ではありません。ですから、「自分できちんと判断くらいできるようになりなさい!」 と、命令・脅迫・強制をしたのでは意味がありません。
内的コントロールで育てられたこどもは、自分の内側からそのような気持ちが起きてきて(内発的動機)、その上で、自分で判断し、選択し、自分で責任を負うことをよしとします。
(これを刺激反応理論に対して選択理論と言います)
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内的コントロールの成否は、どのようにして、こどもにそのような気持ちを起こさせ得るかにかかっているとも言えます。つまり、動機付けの問題です。エンロールメントのことでもあります。
では、どのようにすれば、こどもにそのような気持ちを起こさせ得るのでしょうか?
ヒントの鍵は、子どもの脳の中にある上質世界にあります。
~TO BE CONTINUED (内的コントロール教師 part.3 に続く)~
*この記事内容は、東京・新宿で11/19に開かれた日本教育者セミナーでのプレゼンをもとに書いています。
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リアリティセラピーの提唱者であるW.グラッサー博士も、こどもの考え方の変容(成長)に伴い学力もアップすることを認めています。
(cf.クォリティスクールとグラッサースクール)
偏差値30,40~の学校が偏差値60,70~になることは可能です。
リードマネジメントによる授業指導とクォリティスクールについてご関心がおありの方、学校の改革をお考えの関係者の方がいらっしゃいましたら、是非ご一報ください。 [email protected]
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このblogの最上部(最初の部分)にあるタイトル ~今回であれば〔 内的コントロール教師 (part.2) …刺激反応理論がもたらす弊害 〕~ のところをクリックしてください。すると同じ記事が新しく表示されますが、最上部の箇所が 〔 内的コントロール教師 (part.1) …日本教育者セミナーでのプレゼンからのおすそ分け。 |メイン 〕 となるはずです。その 「内的コントロール教師 (part.1) …日本教育者セミナーでのプレゼンからのおすそ分け。 」 の部分をクリックすると、前回のblog をご覧になることができます。
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リアリティセラピーの提唱者であるW.グラッサー博士も、こどもの考え方の変容(成長)に伴い学力もアップすることを認めています。
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