現実療法(Reality Therapy,選択理論心理学)の提唱者であるユダヤ人の精神科医Dr.ウィリアム・グラッサーは、『人は、人の遺伝子が新脳に働きかける 4つの基本的欲求 を満たすときに、「あきらめ症状」から 「充実行動」 へ とシフトしていく 』と述べています。
ここでふれているのは 【こどものやる気】、【モチベーション】のことです。
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4つの基本的欲求とは、①‘所属’と‘愛’の欲求 ②‘力’の欲求 ③‘自由’の欲求 ④‘楽しみ’の欲求です。 偏見なしに取り組むならば、じつは アロック学習 は、この4つの基本的欲求をすべて満たすことができる画期的な学習方法なのです。
毎回の授業のたびに語彙力がアップしていく実感・達成感 (力の欲求)
他人と比べることなく、あせらず自分のペースでできる (自由の欲求)
楽しく、ゲーム感覚で覚えていくことができる (楽しみの欲求)
楽しくて力もつき、悩むよりはどんどん間違ってみることを勧めてくれる先生とのQualityを感じる関係や、比較教育の弊害である‘セルフイメージの引き下げ’のないQualityを感じる学習グループに属している(所属の欲求)
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勿論、このようなスペースを成功させるには、ただアロックがあればいいというものではありません。昨日(4/27)の松山市での講演においてもふれましたが、*上質のツールとともに、それを最大限に活かす戦術が必要不可欠です。
ツールの特性を十分に理解し、それを自校・自塾の戦略に基づいた戦術に使っていく時に、子どもたちを最高に伸ばすことのできる環境 が作れるのです。 その戦術を考える際に、アロックは非常に適応させやすいツールなので、多くの学校や塾で成功事例が出ているのだと、私は考えます。
成功の3要素(ツール・システム・人間力) が揃うとき、何かが起きる!そう考えると、ワクワクしてきませんか?
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≪*上質という言葉の用い方について≫
リアリティセラピー,選択理論心理学に於いて使われる*上質とは、脳の中でのQuality のことですから、厳密に言うと、ツールなどに*上質という用語の使い方をすると語弊が生じます。
ゆえに、別の用語にすることも考えましたが、この業界(教育)の関係者の方々、及び、保護者の方々に、リアリティセラピーを適応した教育法を広めるにあたり、成功の3要素(ツール・システム・人間力) の3point の大切さを知っていただくために、単純化していくことのほうにpriorityをおきました。ご理解頂きたく願う次第です。
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【後記1;前回のblogの見方】
このblogの最上部(最初の部分)にあるタイトル ~今回であれば〔 《アロックの効果Ⅱ》 ‘4つの心理的欲求’を満たす学習法 〕~ のところをクリックしてください。すると同じ記事が新しく表示されますが、最上部の箇所が 〔 《アロックの効果Ⅰ》 …‘健全な自信’が生み出す副産物|メイン 〕 となっているはずです。その 「 《アロックの効果Ⅰ》 …‘健全な自信’が生み出す副産物 」 の部分をクリックすると、前回のblog をご覧になることができます。
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【後記3;移転のお知らせ】
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